お部屋探しのシーズンが始まっています。
土日を中心にお客様が来店されます。
お電話にてご予約されるお客様もいらっしゃいますし、突然「今から部屋を見たい」などとご連絡してこられるお客様もいらっしゃいます。
いずれの場合でも結構です、お時間あればご案内いたします。
今回のお客様もご予約無しで来られた方でした。
お客様は既に遅い時間にご来店されました
お客様のご事情もあったとは思いますが、かなり遅い時間でのご来店となりました。
この12月まさに冬至の時期です、夕方5時を回り既に外は暗くなり、雨も降ってきました。
お問合せのあった物件をご覧いただきました。希望条件は静かな日当たりの良い物件です。
現地お部屋見てもらいます。
しかし・・・まず電気のブレーカーを上げても電気は点きません。最近は東京電力遠隔操作で電源を切ってしまいます、契約が無いと電気は点かないのです。(その日記はこちら)
真っ暗なお部屋です、ま、こんなこともあろうかと懐中電灯を持ってきました。お客様にお渡しして室内確認してもらいます。
物件のご紹介をいたします
「日当たり良好物件です」と、ご説明します。
真っ暗な室内で・・・。
「ベランダ有ります、ここに洗濯物干してください、良く乾きますよ」
外は雨、ベランダはびしょびしょです・・・。
「静かな場所です、落ち着いて暮らす事ができますね」
外は真っ暗、そして雨。静かかもしれませんが、なんか希望する静かとは若干違うような気が・・・。
まるで嘘つき不動産屋のようです。
イメージとまるで違うお部屋
ご覧になった状況では、ご希望の静かな日当たりの良い物件とはかけ離れております。
言い訳のようですが、いえ決して間違ってはいないのです。
何も無い真っ暗なお部屋を懐中電灯で照らして、雨も風も強くなってきました、屋根に雨が打ち付け、バタバタゴーゴー音がしております、12月の寒々しい室内に・・・なんでしょうか、全くもって魅力を感じられる気配がありません。
懐中電灯の明かりが暗闇の恐怖を引き立てます、トイレのドアなんて開ける気にもならない。
気味の悪さだけが倍増、不動産屋としてはなかなかレベルの高いご案内です。
日中の明るい時間にお部屋はご覧になってください
つまり何が言いたいかというと、お部屋探しは明るい時間が良いですよ、ということです。
特に室内は日中に見てください、お部屋の様子が夜とは違います。
よく夜間の様子も確認しておくべきだと、お部屋探しのコツなどで書いてありますが。
もちろん女性などは夜間の雰囲気も大事だと思います。でもそれは物件周辺ということで、室内は明るい時が俄然雰囲気も良く、イメージもしやすく、お部屋探しには良い時間です。
どう説明しても、何を言っても、物件の長所が出てこない。なんだか本当に自分は嘘つき不動産屋なんじゃないかと、だんだん勘違いしてくる・・・。
だめだこりゃ。
でもお客様は、前向きに検討いたします、と申しておりました。ありがとうございます。
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