「エアコンが動かない・・・」
夏の始まりのこの時期、入居者様より良くあるご相談です。
季節初めての一発目の稼働で動かないって事ですね。
さてさていかがいたしましょうか・・・。
賃貸物件の設備はオーナーや管理会社へ相談です
エアコンについては、一人暮らし向けの賃貸物件の場合、ほぼ最初からお部屋に付いている場合がほとんどです。つまり賃貸物件の設備の一つということで、故障したなどの場合はオーナー様や管理会社へ相談してください。
決して自らで修理依頼とかしないでくださいね、勝手に電気屋頼んで、掛かった修理代を後でオーナーに請求とか出来ませんからね・・・。
弊社管理の入居者様はうちへ連絡してくれます、その場で症状を聞き取り、ほとんどが現場へ向かいます。
症状を確認し判断を下す
エアコンの不具合は多種多様です。
風が出ない、風は出るけど冷たくならない、エラー表示が出て動かない、電源が入らない、リモコンが動かない、リモコンの液晶画面が消えた・・・などなど、過去多数の相談を受けています。
原因も。本体が原因、室外機が原因、リモコンが原因、配管関係が原因・・・。
またそれぞれでさらに原因が細かく分かれていきます。
ひどい時には。コンセントが入っていない、リモコンの電池が入っていない、リモコンが違う（なぜか他のメーカーのリモコンが、なぜ？）、などなど脱力系原因も散見します。
それら不具合の原因を突き止め、修理または交換などの判断を下します。
決してわたくしが直す訳ではございません、あしからず。
あ、簡単なモノなら直しますよ、コンセント差し込むとか・・・。
でもけっこう難しかったりする判断
エアコン修理は故障の原因によっては専門性が高く、街の電気屋さんなどでは修理不可となる場合も有ります。
特に本体基盤に問題があったりするとお手上げです、メーカー修理となります。
逆に配管関係、ガス漏れなどが原因だと、メーカー修理でも直りはしますが、電気屋さんにお願いした方が安く上がったりします。
このへんの判断が難しいのです。
それと製造年。
製造から15年とか経過していて、故障の原因が部品交換修理となれば、すでにメーカーの部品保有期間を過ぎていますので、直せません。新品交換するしかないのです。
また部品交換ではないから直りはするけど、また今後他の場所も壊れる可能性が高いから、新品に交換した方が良いよ・・・なんて修理業者さんに逆アドバイスいただいちゃう場合もあります。
直しておいてまたすぐ壊れたとなれば、弊社のような管理会社は何やってんだ、とオーナー様からお叱りを受けてしまいます。
現場の症状と経験から判断しています
たくさんのエアコン不具合相談を受け、現場確認でいろいろな故障原因を知り、修理するか交換するかの適切な判断をすることが出来るようになりました。
決して「壊れたら即交換」のような、雑な判断はいたしません。
入居者様にはご迷惑が掛からないように、またオーナー様にはなるべく費用がかからないように、迅速に解決していくことが賃貸物件管理会社の使命かと思っています。
コメント