宅地建物取引士について

不動産屋のお仕事
宅建試験は毎年10月第3日曜日

宅地建物取引士ってご存知ですか。以前は宅地建物取引主任者って言ってました。
略して宅建士、なんて言いますかね。

不動産屋で働く時にはあったほうが良いとされる資格です。この資格が有ると不動産取引の時に中心となって契約を行います。
会社としても取引の際に必ず必要となる人物ですので、一定のニーズが有ります。ご興味ある方は取得してみてください。

宅地建物取引士の概要説明いたします

不動産屋には必ずいます。先ほど言った取引の際に必要となりますが、他にも法令として各事業所5人の従業員につき1人取引士を置かなければならない、と規定されていますので、けっこうな数います。
逆に万が一退職したとかで、定数満たせない状態となると、取引が出来なくなります。不動産会社としては即、危機的状況になりますので、各会社そうならないように注意しています。

弊社ではとりあえず現在5人の従業員はおりません、そしてわたくしが取得していますので、問題ありません。

重要事項説明書という書類の説明をします

賃貸借契約、売買契約いずれも、取引が成立する前段階で、重要事項説明書という書類を借主様、買主様に交わします。
名前の通り、借りようとする物件、購入しようとしている物件の、重要な事項の説明を記載した書類、ということです。

この物件はこーですよ、あーですよ、ここはこーなってますよ、そっちは今後あーなりますよ、以前はこーだったですよ、あーなっちゃうかもしれませんからね、そんな物件の内容を説明します。

この説明はこの宅地建物取引士しか説明してはいけません、他の者が説明すると罰せられます。

5年に一回の更新手続きが有る

各都道府県で発行される取引士証なるものがあります。見た目は運転免許証と同じ感じです。
運転免許証と同じように更新手続きをしていきます。5年おきに講習を受けて更新します。

放っておけばそのまま失効です、全く運転免許証と同じですね。

毎年10月第3日曜日に試験が行われます

年に一回宅建試験が10月第3日曜日に行われます(今年は令和元年10月20日でした)、各都道府県の指定場所で、50問のマークシートで行われます。(東海大学湘南キャンパスも会場でした)

合格率はだいたい15%前後です。
ちょうど今、試験が終わって結果がこれから出るタイミングです。

不動産業に携わる方でなくても受験できますし、実際かなりの方が教養として受験しておられるようです。
また合格しても即取引士証が発行される訳ではありません。各都道府県知事の登録を受けなければなりません、そのために講習を受けたり、2年以上の宅建業での業務経験が必要だったりします。

けっこうめんどくさいのです。

禁治産者や前科者は宅建士になれません

一定の知識を持った者と認定されますので、不届き者や精神疾患者などはなれません。

登録時だけでなく、更新時にも身元確認みたいな書類の提出も有りますので、日頃から悪い事をしないよう心掛けています。


いかがでしたでしょうか、宅地建物取引士です。
ご興味ある方はぜひ受験してみてください、次回は来年10月です、今から勉強すれば間違いなく合格します。(保証はいたしません)

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