ドアガード(ドアチェーン)が壊れた

オーナー様向け情報
防犯用ドアガードです。ドアチェーンの類似品。

みなさまドアガードってご存知でしょうか、ドアチェーンなどと同じ類のモノです。

玄関開ける時に少しだけ開けられる防犯用のアイテムです。
ドア開けた瞬間に強引に侵入される事を防ぎます。

それが壊れました、と言うか外れてしまいました。

あまり一般的ではない事例で、普通の方には縁の無い内容かもしれませんが、備忘録的に修理の内容を報告いたします。

壊れているのに気が付きませんでした

空室の部屋を募集して入居が決まりました。そして入居前の室内チェックをしていた時の事です。

派手に破壊されていたら気が付きますが、壊れた(外れた)部品が置いてあって初めて気が付きました。

これです。

これだけでは何だかよくわからない

最初なんだろう?って思いました。
パッと見ただけでは普通なんだか判りません。玄関の脇に置いてあったから気が付きました。

なるほどドアガードの引っ掛ける部分がありません、外れているね。ネジ取れちゃったみたい・・・。

簡単にネジ用意して取り付ければ良いかと思ったら、あれ?なんかうまくいかない・・・。

このまんまだと、受け側の高さが全然足りません

どうやら高さ調節の部品が無くなっているようです、それは周辺に見つかりませんでした。


直すには何か代用品が必要です。
さてどうする?

ゴムシート買ってきました

木材などでも良かったかもしれませんが、加工が面倒臭いような気がしたのでゴムシートをホームセンターで買ってきました。

これを切って高さ調整用の台座にします。高さは12~3mmは必要だったのですが、売っているモノは厚さ10mmが最高だったので、他3mmも購入。重ね合わせる事にしました。

ゴムシートを適当な大きさに切り取り、外れた部品と結合します。

現地ドアの枠側にネジ穴が有ります、そこに装着!

微調整が大事な作業です

こういう作業って微妙な調整が大切です、少しでも場所がずれるともう機能しません。


チェーンロックが付いているけど、普通に外から外す事が出来るような賃貸物件をたまに見かけます、そんなのチェーンロックの意味が有りません。
それは取り付け方がダメなのです、いい加減に取り付けるとそうなったりする場合が有ります。

今回のドアガードも調整が悪いと、ガード掛けた時にドアが内側から全く開かなくなります、それもドアガードの意味が有りません。ワハハ・・・開かないし!

結果高さ調整の部品をゴム製にしたことが功を奏し、高低差の微調整がうまくいきます。
1mm以下の微調整が容易です、木製ではこうはいきませんでしたネ。

管理会社の腕の見せ所

玄関の扉の構造によっては今回のような高低差の調整修理が必要無い場合も有ります。

現場の事情によって状況が異なるということです、でもそういう現場判断となる問題って結構多いです。
臨機応変に対応できないと、なかなか直せません。

今回簡単な修理ですが、こんな程度でも直せないとなると、ドアガードを新調して、へたするとドア側の造作も必要になる可能性が有ります。プロにお願いして莫大な費用がかかるような事になれば、オーナー様への負担も大きく、申し訳ないです。
そうならぬようにするのが管理会社の務めと、精進しております。

今回もうまく解決できました、良かった良かった。


さて、新規入居者様に今回の件をご報告・・・。

私「決めてくれたお部屋の玄関扉のドアガード。壊れていたから直しましたね」
入「ドアガードって何ですか?」
私「内側から少しだけ開ける事が出来る、防犯用のものだよ」
入「あ~なんとなくわかります。でもほとんど使うことが無いような気がします・・・」


私「・・・」


『使ってくれや、頼むで。おじさん悲しいよ・・・』


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