カギの交換してみた

カギ交換作業 不動産屋のお仕事
防犯上カギの交換はしたほうが良いです

賃貸物件では新規入居者様が入居するタイミングでカギを交換する場合が多いです。

なぜなら前入居者がカギを持っている場合があるから。

もちろん退居時にカギの返却は必須ですが、カギの複製が行われている場合があります。
その複製分も含め返却してもらいますが、万が一に漏れている場合も可能性としては無くはありません。

今回、ある物件に新しく入居者様が入るお部屋がありまして、
カギの交換を行います。

本日交換して参りました。

業者に頼むのも良いですが自分でやってみました

カギの専門業者がおりますので、そちらに依頼してもかまいませんが、今回は自分で交換してみました。

カギは種類が多く、また類似品が多数あります。それらたくさんの製品の中から該当するモノを見つける事が大変です。
入念に現地の玄関扉を確認して、購入しました。

購入媒体はインターネットですが、現物を見ていない故、かなり心配です。
返品なんてことになったら面倒臭いし、入居までに間に合わないなんて事も・・・。

時間の無い繁忙期などにはとても出来ません。
今回は閑散期ゆえ、時間をかけて慎重に行うことが出来ました。

現場のカギ交換扉はこちら

こちらが今回のカギ交換をする扉です。

THE!賃貸物件玄関扉!
内側はこんな感じ

カギの交換って結局のところ、カギのギザギザが変わっていれば良い訳で、素人的には扉のどこまで交換するモノなのかって、イマイチよくわからない事です。

知ってます?

以下通りです。

ドアノブひねると、ピンク色の部分にあるラッチと呼ばれるモノが動いてドアが開きます。連動しているので基本的に一体化しています。
なのでピンク色の部分まで交換するか、場合によっては赤色の部分だけで済むこともあるようです。

ドア全体交換!?なんて思っている方いらっしゃるのでしょうか。そんな訳ないですよ。


今回は赤色のところだけ交換で済みそうです、そのへんもかなり念入りに確認をして、わかったことです。

SYOWAの取替玉座

今回購入した製品はこちら。

株式会社シューシン・ショウワ製品ページはカタログから

株式会社ユーシン・ショウワの取替玉座DAC-2という製品。

比較的一般的な良く使われている製品です。
弊社の管理物件でもこの製品使っている扉多いです。

良く見るので安心感も有りますね。これなら交換できそうだ。

作業開始

それでは現場で作業開始します。

まずは既存のカギを取り外します。

室内側にネジ二か所ついています、ドライバーで緩めると。

簡単に内側のドアノブが取れました。

真ん中に芯みたいなのが付いています、これが動いてラッチを動かします。
この芯は外側のドアノブと一緒にくっついています。もちろん外側のドアノブも簡単に外れます。

さて今度は新しいドアノブ差し込みます。
するするっと入ります、入らなかったどうしようと思いましたが、大丈夫です。

今回のは固定リングというモノが付いていました、どうやらこれ付けないとドアノブが付かないようです。
固定リングにネジが切ってあります、なるほどこのネジでドアノブが付けられるのね。

最後はドアノブを専用の工具(付属品として付いていました)を使いながら取り付けます。
特に難しいポイントはありませんね。

気を付けなければいけないのは、カギ穴を逆につけたり、サムターンと呼ばれる内側から鍵をかけるやつを、普通は縦にしなければいけないのに横にしちゃったり(たまにあるね、そういう賃貸物件)・・・その辺かな。

無事完了

無事に交換工事完了しました。

工程時間はおよそ20分ほど。初めてだったので時間かかりましたね。プロなら10分じゃないでしょうか。

鍵穴にカギ差し込んで、ちゃんと機能するか確認の上、作業終了です。


工事自体は簡単です、誰でも出来るのではないでしょうか。
わたくしの感想としては、工事自体よりもその製品を用意するまでが大変でした。なんでもOKというわけではありません。

また今回はドアノブのみの交換でしたが、状況によってはラッチのあるフロントと呼ばれる場所(先ほどの写真のピンク色部分)まで交換しなければならない場合もあります。

そうなってくると、扉の厚さが何ミリで、バックセットが何ミリで、ラッチとデットの構造はなどなど・・・かなり大変でそれに該当する製品を見つけてこなければなりません。

まぁ今回も実はそこまで確認の上、ドアノブだけの交換で済みそうだという事がわかったのですが。


ひとつ勉強になりました、難しいカギ交換はまだまだ出来ませんが、何事も経験ですね。

みなさまもよろしければチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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