第72回たばこ祭り開催

時事ネタ
第72回たばこ祭り

神奈川県秦野市の一年での最大のイベントたばこ祭りです。

毎年9月最終土日の二日間で行っています、今年は令和元年9月28日、29日となりました。
会場は秦野市内秦野駅を周辺とした一帯です、弊社の有る東海大学前駅とは駅一つ隣です。

市内市外から多数の来場者が有ります、秦野市内が一番活気づく時です。

たばこ祭りの歴史

72回目ということで、戦後まもなくより始まったたばこ祭りです。詳しくはこちらのホームページ(たばこ祭り実行委員会)に書いてありますのでご覧ください。

今のご時世、当然ながらタバコに良い印象が有りません、なんでたばこ祭り?となるのですが、もともと秦野ではたばこ葉の生産が盛んでした。

そして生産されたタバコの葉を一手に引き受ける、専売公社なる大きな建物が市内にありました(現在はイオンが有ります)。
公社というように国が管理する会社でしたので、だだっ広い敷地に、なんだかひと気の無い大きな建物が建っていた記憶が有ります(情報によると昭和63年3月に閉鎖されています)。

秦野でのたばこ葉の生産は昭和40年代にすでに終わっています、わたくしが子供の頃に見た専売公社(昭和50年代)はすでに他から持ってきたたばこ葉で商品化しており、生産量も少なく、閑散としていたのかもしれません。

JTのお祭りではありませんが

日本たばこ産業(旧専売公社)
タバコ祭りのメインスポンサーです。

現在タバコの製造販売はすべてJT(日本たばこ産業)が引き継いでいます。国鉄→JRや電電公社→NTTと同じ民営化です。
秦野たばこ祭りは、秦野市がたばこ葉の生産地だった事が由来で、主催は秦野市です、JTではありません。他自治体が行うお祭りと、「名前がちょっと変なだけ・・・(言っちゃった)」でなんら変わりません。

でもお祭りの協賛金の出資額については、もうダントツJTがトップです。
専売公社が閉鎖され、既にJTは秦野市内に研究所を設けるのみです(その研究所も2019年5月で閉鎖だそうです、知らなかった・・・)。

普通、地元のお祭りには、地元の事業者が多額の協賛金を出すのが普通ですが、秦野市はそうではなくJTということです。

たばこ葉の生産が既にない状態で、いまだにたばこ祭りと称している事に、異論が出た時期も有りましたが・・・。
名前を変えるってことは・・・つまりJTさんは「そうなりゃ、お金は出さな・・・」


ま、大人の事情があるってことで、たばこ祭りは今後も続きます。

お祭りは大規模です

たばこ祭りは規模がでかいです。なにがでかいって、あの屋台の出店数は半端ではありません。
総延長1km以上あると思います、会場メインの水無川沿いに延々とつづく屋台は圧巻です。
わたくしは子供の頃から見ていましたので、お祭りとはそれが普通と思っていました。しかし成長して他のお祭りに行くと、あれ?なんかしょぼくね?と思うこともしばしばでした。
そしてたばこ祭りはちょっと特異なんだとその時知ったのです。

お祭り二日間でパレードや花火も打ちあがります、今年は地元出身の吉田栄作さんが来られるようですね(小学校一緒で2つ学年上ですが、覚えていない)。
アクセスは小田急線秦野駅北口から、会場は・・・もうその辺全体です、屋台が出まくってます。
車での来場も可能ですが、駐車場はなかなか停められないかもしれません。

お時間有る方は行ってみてはいかがでしょうか、明日明後日です。
きっと楽しいですよ、わたしも行こうかな・・・。

市内小田急線各駅改札前にお祭りPR用のたばこが展示されています。
これたばこの葉、これがタバコになります。
(ちょっと黄色くなっちゃってる)
たばこの花です、薄紫色しています。なかなか見る機会はありませんね。

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