先日の1月20日は大寒、一年で一番寒い時期ということですが。
よく「暦の上では○○ですが、まだまだそんな陽気でもない今日この頃・・・」なんて言いますけど。
ホントに寒いですね、最近。
嘘偽りなく大寒です。
冬期の帰省時に注意
さてそんな毎日寒い日が続いていますが、本日はタイトル給湯器水漏れ事故について。
一人暮らし学生様あるある事件です。
学生様この時期実家へ帰省する方が多くなります。
後期試験も終了し、学生様の中には春まで大学に行かなくでも良いような方も。
最近はコロナの影響により、さらに大学へ行かなくでも良いような状態です。
さっさと荷物まとめて、長期不在となる一人暮らしのアパート。
冷蔵庫の中身を整理して、電気必要無いからと、ブレーカー落として帰省です。
・・・それが危険!
給湯器から漏水する可能性有ります。
え?なんで?
漏水事故の原因とは
時と場合が有ります。すべてが漏水事故になる訳ではありませんが。
まず給湯器が屋外に設置されている、そして冬場に氷点下になるような時、極めつけがブレーカーが落ちて電源が入っていない。
以上3点が揃うと漏水事故になる可能性があります。
給湯器は瞬間的にお湯を出すため、給湯器内は細い配管で水が回っています。その配管が低温により凍結し破裂、漏水という事が起こるのです。
そしてそれを防止するため微電流を流して保温するような、凍結防止装置が給湯器には付いています。
つまりブレーカー落とせば、給湯器内の凍結防止装置も自動的に止まって、そして運悪く低温になってしまえば、漏水事故発生!です。
北側で日の当たらない、風通しの良い場所に設置してある給湯器が、一番最初に事故を起こします。給湯器内が低温になりやすいみたいです。
そのような場所に給湯器が設置してある方はご注意ください。
漏水事故現場
さて昨日その漏水事故が発生しました。
具体的にどんな事故か写真撮ってきましたので、ご覧になってくださいませ。
このような漏水事故を防ぐ為には、冬期の長期留守の場合もブレーカーを落とさずに出ていく必要が有ります。
もちろん若干の電気代はかかりますが、事故を起こした時の損害に比べれば大したことはありません。
また給湯器の水抜きという技が有り、それを行えば、給湯器内の凍結防止になります。その技をお持ちの方は是非行って、安心して帰省してくださいませ。
事故後の対応
事故後の対応についてですが。
今回はガス屋さんが応急の処置にて修理完了。特に一大事にはなりませんでした。
しかし内容によっては給湯器交換というケースも有ります。
そんな場合、入居者様にその費用を負担してもらうという可能性も有ります。
ブレーカーを落としたからこうなった、そんな理由です。
え?そんな事知らんし、初めて聞いたし、最初に言ってヨ。
おっしゃる通りですが、知らなかったあなたに責任が有る、と言われてしまう場合があります。
また最近は加入している家財保険で補償してくれる場合もあります。してくれない場合もあります。
今回はガス屋さんの対応のみで、入居者様への負担は有りませんでした。
優しいガス屋さんです。
みなさま冬場に電気のブレーカーを落とす場合はくれぐれも注意してください。
帰省中に留守中のアパートがえらい事になっていたりしますヨ。
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