さて間取図の作り方後編です。前編はこちら。
一体誰の為に書いているのか、ちょっと迷いがある、今この時ですが。
きっと間取図大好きな人がいるに違いないと、自分に言い聞かせ・・・。
後編いってみたいと思います。
間取図ソフトを使って作図します
現在、いろいろな間取図ソフトが有ります。無料で出回っているものもあり、また3Dで作成できるようなものもあり、すごいですね。
わたくしは以前より使っている間取図ソフトがあります、すでに10年以上使っています。
日進月歩のテクノロジー関係で、10年以上変わらずって、どうなんだろうと思いますが・・・。
いや、なにより作業効率の良い方法で作図することが一番であり、慣れたソフトを使うことが一番です。
特別な機能なんていりません、間取図には直感的な解りやすさがあれば良いと思っています。
パワーキャンバス(株式会社インパルス)
使っている間取図ソフトご紹介いたします。
パワーキャンバス(株式会社インパルス)です。
https://impls.com/
多機能ではありませんが、基本的な作図が好きなようにできるので、使っています。
それでは早速作業に入りましょう。
現地で書いた間取図を参考に作図
さてソフトを立ち上げ、新規で作図していきます。
まずは外壁、そして室内の壁などを書いていきます。このマス目に沿って描くと簡単です。
現地でマス目の方眼紙を用意していたことが、解っていただけたと思います。
戸や窓、便器、浴槽などなど、いろんなツールがありますので、それらを置いていきます。
これで間取図としては完成、その後お絵かきツール(Azpainter2:無料ソフト)で、色付けしていきます。
色が付いていた方が視覚的にわかりやすいと思います。
これにて完成、いかがでしょうか。
間取図は正確な寸法ではない
前編よりご説明しておりますが、現地を見ながら間取を書いています。
建築図面などから書いておりませんので、はっきりいって目視であり、寸法などは正確でありません。
壁の厚さなどを考えれば、実際のお部屋は決して上の間取図のような訳は無いのですが。
ここは間取図のあるべき意図として、お客様が室内の情報を的確に把握する為のものだということになりますから、こまかい寸法など意味が有りません。
逆に精密に作図すれば、おそらく見にくくて仕方ないでしょう。
窓が有る場所、トイレ・浴室の位置、洗濯機の置き場所、そんな室内の様子が、この間取図より伺い知ればそれで良いと思っております。
そんなわけで私の作図する間取図は若干デフォルメされていたりします。
扉が大きかったり、壁が厚かったりします。
いえ私に限らず、間取図は多少なりと見栄え良く、仕上がっているのが普通です。
なので、たまにこの間取図の寸法を定規で測っていらっしゃる方がおりますが・・・全くもって意味が有りません。
お客様が一生懸命測っているお姿見ると、作図した側からすると・・・ちょっと恥ずかしくなります・・・(ヤメテ~)
表記方法にルールが無い
不動産チラシには欠かせない間取図ですが、不動産業界内に一切ルールがありません。
不動産会社それぞれ好き勝手に作図しています。
例えば、間取図の上下ですが。私は基本的に玄関を下にして表記します。
玄関入った時に展開する室内の設備位置情報が大切かと思っているからです。
でも玄関が上になっている間取図が多いです、このへんもルールがありません。
色使いなども千差万別なので、お客様のイメージが混乱する場合があるのではないかと思っています。
何か統一したルールを設定しても良いのではないかと思っています。
だれか仕切っていただけませんかね。(超無責任発言)
以上不動産屋の間取図の作り方でした。
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