コロナウィルスによる学生様の賃貸事情

時事ネタ
収束する事を願います。

コロナウィルスの感染者数が寄せては返す波のようです。2波3波4波・・・今度は5波が来るのかな?

一体いつまで続くのだろうか、終息する兆しがあるような無いような、緊急事態宣言もあって無いような、マンボウなんてワードも急に出てきて、オリンピックもどうなることやら・・・現在コロナ禍は混沌とした状況でございます。

東海大学湘南キャンパスで一人暮らしをしている学生様の現在

東海大学湘南キャンパスもその影響を受け、授業がリモートになったり、緊急事態宣言解除により対面授業が再開されたりと、学生様は何かと振り回されているようです。

賃貸物件に暮らす学生様は、基本的に一人暮らし。学生という身分ですから勉学する事を目的としてこの東海大学湘南キャンパス界隈に住まいを決めました。

ところがリモート授業となれば、どこで授業を受けてもかまいません。パソコン一つにネット環境さえあれば、全国どこででも授業を受けられます。

どこででも出来るリモート授業

ならば実家へ帰ろうか、こんな場所に一人で暮らしている理由なんぞ無い。金もかかるし、実家にいた方が便利で快適、親がいるから勝手に飯は出てくるし、洗濯もやってくれる。

週に一回だけ対面授業があるから、その時だけアパートへ・・・。

いずれ対面授業は行われるだろうから、さすがに物件の解約までは出来ないけれど、とりあえず実家が主たる住居。アパートは仮の住まい、または別荘。


・・・そう、つまりみなさま家賃を持参していただけなくなりました。(弊社は学生様にはキホン家賃を持参してもらってます)

遠距離通学をしている学生様がいらっしゃいます

東海大学湘南キャンパスは首都圏の大学とは言え神奈川県西部、都心からは電車で一時間以上かかります。

実家が千葉・埼玉あたりだと、ここへ来るのに二時間以上になる場所もあります、毎日の通学には無理があるのです。

通常ならば千葉・埼玉など首都圏北部または東部の方は一人暮らしをする方が多いです。実家から都心まで電車で一時間でも、この東海大学湘南キャンパスはさらに一時間ということになりますから。

都心から一時間以上の東海大学湘南キャンパス

ところが現在のリモート中心の大学講義では、例えば週に一回の対面授業の為だけにアパートを借りるのはあまりにも無駄が多い、ということになります。

先ほどの話で現在すでに借りている方は、解約するまでもないですが、これから借りようとするならば、ちょっと様子を見てみようか、という思惑が出てきます。


お父さん「週に一回ならばここから通え」 往復4時間と交通費VS一人暮らしの費用、天秤にかける親御様とご本人、家庭内利権が錯綜します。
結果一人暮らしを選択するご家庭も有りますが、通学するを選択するご家庭もございます。


私の知る限り一番遠いところから通っていたのは、栃木県栃木市。ここまでおよそ170km、電車で片道3時間です。

神奈川県秦野市に暮らしていると、栃木県栃木市は旅行先です。(栃木観光物産協会より)

今年一人暮らしを始めた一年生は

今年4月に入居した学生様、入居したもののほぼ大学へは行っていません。
毎日アパートでリモート授業、つまんないそうです。

授業も対面講義とはやはり内容の濃さが違います、モチベーションの維持も大変です。
学習意欲低下が学力低下を引き起こします。

夏休み前そろそろ前期試験の時期ですが、試験すら大学へ行かず、レポートや課題で済ます講義もあるようですね。
ならばそろそろ実家へ帰ろうか、と弊社へ相談が有りました。


学「そろそろ実家へ帰ります。あの部屋は使わないので、家賃払わなくて良いのですよね。」

私『・・・面白い事を言う、何て言い返そうか・・・』

「それならば家賃支払わない期間、誰か他の人に家賃払ってもらって暮らしてもらいましょうか。」

学「それは困ります、家財道具置いてありますから。」

私「そうですよね。つまりホテルじゃないんですよ、あそこを占有しているんですから。なので申し訳ないけど家賃は発生するよ、暮らしているかどうかは関係ありません。」

学「・・・」


リモート授業の学力低下の影響ではないですよね、これは。

戸締りをしっかり、お気をつけてお帰りください。(家賃は払ってね)

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