地元のちょっとしたスポット情報お伝えいたします。
鶴巻にある巨木です。
以前紹介した延命地蔵尊より西に150m、徒歩2分程の場所に有ります。よく鶴巻の散歩情報としてセットで紹介されています。
大エノキという名前で親しまれています
県道上粕屋南金目線沿い、すぐ脇に立っています。
遠くからどーんと巨木立っています、という感じではありません。いきなり目の前に現れるといったところ。延命地蔵尊側からだとまだ気が付きますが、反対側から来ると気が付かずに通り過ぎるレベルです。
昔から「大エノキ」という名前で地元では呼んでいます、でも実は木の種類はケヤキでエノキではありません。
エノキとケヤキの木の違いはここでは置いておきますが、普通の人はあまり違いが分かりませんよね、わたくしはわかりません。
でもよく調べるとけっこう違うようです。
「大エノキ」と俗称のように使われていたので、最近はしっかりと大ケヤキと紹介されています。
樹齢600年
現地行くと紹介文が掲示されています。
樹齢600年とかなり高齢。江戸時代よりちょっと前となります。
長い年月で、分岐部分から腐朽して、伐採されている箇所もかなりあります。
住宅街で脇に県道が走っているとなれば、何かの拍子で大きな枝が落ちれば、大事故につながりかねますから当然ですね、残念ですが。
木の周りは綺麗に整備されていて、ちょっとしたベンチも設置されています。
公園ではありませんが、散歩の休憩場所として、近所の方が来られたりします。
御神木でもありません
よく神社の御神木やお寺に、このような巨木があったりしますが、この大ケヤキは特に周辺にそのような社寺があるわけではありません。
本当に住宅街に有ります、街のシンボルでしょうか。
なんとなく昔からある、大きな木。そんな位置づけで地元民に愛されている大ケヤキならぬ「大エノキ」です。
地図:
訪問月:令和2年9月
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