賃貸物件の万年床ご紹介!(写真付き)

万年床ご紹介 暮らしのアドバイス
万年床はフローリングが損傷します

万年床ってご存知ですか?

一年中布団を敷きっぱなしの事を言います。

あれ、でもそうなるとベッドも一年中布団敷きっぱなしですけど、万年床って言いませんね。
なぜでしょう???
床から立ち上がっているから言わないのかもしれません。

辞書で調べると、「常に布団を敷いたままの寝床」、そんな風に書いてありますが、
わたくしが思うに「フローリングや畳に直接布団を敷いたままにする」。これが万年床の定義のような気がします。


・・・定かではありませんが。

賃貸物件で万年床はとってもよろしくありません。

以前も一度万年床についてお話した事が有ります。その記事はこちら
その時は万年床の事象をお話させていただきました。

万年床によりダニやカビが発生し健康被害が起こります。でもそんなものは二の次です、自己責任でしかありません。
不動産屋としてはそんな事よりも、退居時の損害について心配します。
フローリングなどの床材を傷めると費用が大きいのです。

そして今回の記事は、既に半年は過ぎてしまいましたが。本年度春に退居された学生様達で、万年床だったと思われるお部屋を写真付きでご紹介したいと思います。


学生様が大学生活中、布団を万年床にして暮らすと、果たして最後はどうなるのか!?
タダでは済まない退居明け渡し!!

意外にご存知ない方が多いかもしれません。

なので教えちゃいます。


(え?別に知りたくないって!?)

退居立ち合いという万年床事故認定手続き

退居の立会いにお部屋へ行きます。

まずは居室をぐるっと見渡すと・・・
もう真っ先に目に留まります。

「あれ?」ってわたくしが言うと
入居者さん『やべぇ』って顔します・・・

「ここに布団敷いていたでしょ、ずっと」

「いや・・・ちょっと・・・そんなずっとでは・・・そうですね、やっぱわかります?」

『わかるに決まってるだろぉ~』


引っ越し作業を始めて初めて気が付きます。
「やっちまったぁ~!」「やべぇ!」「ど~にもなんねぇ・・・」


それはすなわち・・・手おくれ(後の祭り♪)

万年床による損傷は布団だけでは無い場合がある

また本当か嘘かわかりませんが、カーペットを敷いていただけなのに、という学生様もいました。
それが本当だとして、カーペットを敷いていただけで、床が傷んだとすれば・・・

①カーペットを濡れた(湿った)状態で放置
②暖房器具をその場所に常に置いていた
③その場所が自身のステイポイント(安息地)でほぼ一日そこから動かない(まるで漬物石)

こんな理由だと思います。

結局湿度と温度とが有る程度あって、長期間その状態が維持されると万年床と同じ症状が出ます。
こたつや電気カーペットなども実はかなりリスクが有ります、適宜動かして掃除したりするべきですね。

なので上記内容は、キッチンや浴室前のフロアマットを敷いた場所でも発生する可能性が有ります。
ただ幸いな事にキッチンや浴室前はクッションフロア(塩化ビニルで耐水性が有る)が敷かれているのが普通なので、居室のフローリング(木材)や畳と比べると湿気に強いので傷み方がそこまでにはなりません。

でもたまにはフロアマットも交換・洗濯をした方が良いと思います。けっこうキッチン床をぐずぐずにした学生様もいますから・・・。


さてそれでは万年床の事象、写真にてお伝えいたします。


順番にレベルが上がっていきます=損害額が上がります。

万年床ギャラリー

レベル1

ほとんど損傷はわかりません。でも入居者様ご本人はかなり気にしていました。
退居の時まで気が付かなかったそうです。

カーペットを敷いてその上に布団を敷いていたそうです。

レベル2

レベル2だと万年床だと明らかにわかります。言い逃れは出来ません。

なんらかのリフォームが必要になるレベルです。

レベル3

このレベル3は上のレベル2と同じくらいまたはもう少しひどいくらいの損傷ですが、レベル2が6年間暮らしていた学生様なのに対し、レベル3は3年間しか暮らしていません。
そうなるとこのレベル3の方が、万年床事故ステージが上となり、損害的にも上という事になります。

レベル4

今期久しぶりにレベル4まで行く万年床が発生しました。

どうなるかというと、フローリングが剥げるのです。

上のレベル4はフローリングだけでなく、根太ネダと呼ばれるフローリングの下に組んである基礎木材まで損傷していました。床がぶよぶよ沈むのです。

ここまでなってしまったら床全面張り替えとなります。

フローリングはそんなに丈夫ではありません

学生様向けワンルームor1K物件の居室の床はフローリングがほぼ100%なので、上の写真の通りすべてフローリング床の損傷でした。
でももしこれらを畳の上でやっていたら、もっとひどい損傷になっているでしょうね。畳の方が吸湿が良いですから。

でも思っているよりフローリングも決して丈夫ではないということです。
所詮木材に艶のある被膜がコーティングされているだけです。そのコーティングが剥げればどんどんと吸湿、損傷は激しくなります。
油断しないでください。


万年床の損傷は直接見える場所では起こらないので、どうしても気が付くのが遅くなります。

カーペットやマット、こたつなどは、日頃から床の湿度や温度が高い状態が続いているなと思ったら対処した方が良いと思います。


布団による万年床は・・・


・・・やらないに越したことはありませんね。


ロクなこと無いですよ。

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