豆知識収入印紙について

法律

みなさま収入印紙ってご存知ですか?わたくしも含め仕事などで必要とする方は良く使うと思いますが、おそらく日常生活で全くご縁の無い方もいらっしゃると思います。
今日は午前中に収入印紙を購入してきましたので、それについてお話しようと思います。

収入印紙って切手みたい

切手みたいな切手じゃない収入印紙です、これで郵便物は送れません。
以前、弊社の事務員さんが、大量の郵便物に切手の代わりに収入印紙貼り付けて投函した事が有ります、当然すべて戻ってきました。
よっぽどお疲れだったのですね、気が付かないとは・・・。(今はもうその事務員さんはいません、お引き取り願いました。)

印紙税という名の不思議な税金

収入印紙は印紙税という税金の一種です。
一番よく見かけるのはどこかで何かを買った時に、レシートでなく領収書が発行された場合に貼り付いているかと思います。
でも全部に貼り付いているわけではないですよね、なんかちょっとお高い買い物をした時なんかに付いています。
箔をつける為!?そんな訳ないですよね。

でも領収書に収入印紙が付いているとなんだか立派な、大切な物になるような気がするのはなぜでしょうか・・・。

領収書の隅に貼って消印としてハンコを割印として押します、それで税金を払ったという事になります。ハンコ押さないと払った事にならないのですよ。

以前は3万円以上の買い物をした場合の領収書に200円の収入印紙でしたが、2014年4月1日から5万円以上の領収書に200円となりました。ちょうど消費税が5%から8%へ変更となった時です。

あれ?そうすると今回の10%への消費税増税に対して印紙税は影響を受けないのか。
世の中は増税増税の流れのはずですが、印紙税に関しては減税減税の流れになっています、意外でしょ。

第1号文書にかかる印紙税(なんだそれ?)

不動産業界では契約書などに収入印紙を貼付しないといけない場合が有ります。
主なもので不動産売買の取引を行った場合の契約書(第1号文書といいます)に貼らないといけないのです。その売買金額によって収入印紙の金額が変わります。

不動産売買なんて何千万から何億円なんて世界ですから、収入印紙も5千円から10万円超えてくるような場合も有ります。(ちなみに弊社はそんな高額お取引は経験がございませんので、高額収入印紙は見たことが有りません)

そんな印紙税ですが、先ほどの減税減税の流れで、現在期間限定で特例が設けられており、通常より40%~50%引きにてセール中、お得に契約書が作成できるタイミングとなっております(令和2年3月31日まで)。
ちなみに収入印紙は200円ならばコンビニで買えます、高額になると郵便局や法務局なんかで扱っております。


こんな話だれも知らないよね、いや知ってどうするって内容ですね。


収入印紙を貼って最後に割印を押した時の、書類(領収書)完成の達成感は押した人しか解らない・・・。

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