入居者様より連絡が有りました。今日突然ガスが使えなくなりました、困っていますと。
電話で症状を聞きます、ガステーブルの火が点かなくなり、お風呂のお湯をひねっても水しか出ないそうです。ガスの供給が停止したようです。
ガスが出なくなる理由は意外な事が原因です
ガスが突然止まる理由は、安全上の理由で止まる場合がほとんどです。
止まる原因として、ガス漏れを検知した場合や大きな地震を感知した場合などです。
またガスの長時間利用により止まる場合もよくあります。
浴室のお湯を出しっぱなしにしてしまった、料理で煮物などを作るために長時間ガスを利用したなどです。
意外な事で止まるので、入居者さんも戸惑う場合があります。まさかそんな事で止まると思いませんよね。
復活の呪文は入居者様と一緒に唱えます
建物の各お部屋周り、またはある場所に一括してガスメーターは設置されています、だいたい戸数分有りますので、そのうちの該当部屋のガスメーターを確認です。
通常はメーターに部屋番号が記載されていますが、中には記載が無い場合もあります。
そんな場合は、各メーターのモニターをよく見るれば、今回はガスが止まっていますので、他と違いエラー表示されています。モニターを見ればほぼ間違いなく判ります。
室内のガス器具の元栓をすべて閉めてから、ガスメーターにゲームのリセットボタンみたいなボタンが付いていますので、押します。
1分ほどすると復帰しました。復帰したかは他の部屋のモニター画面と同じになれば良いので判断しやすいですね。
入居者様も暮らしていてガスメーターなど関心も有りませんから、これを機に一緒に見てもらいます、ご自身で復帰できればそれに越したことはありませんから。
入居者様は自分の暮らしているライフラインが、どういう方法でここまでつながっていて、どういった機器が使われているのか、意外に知りません。
ちょっとした暮らしの豆知識を持つと良いです
通常の暮らしをしていれば気にする事も有りませんが、いざ何か起こった時に、何も知らないと何も出来ません。
端から見ればどうって事の無いようなトラブルが、ご本人にとっては一大事になる場合が有ります。
トイレの水が止まらなくなって、止め方がわからず一昼夜出しっぱなしになった、なんて女子学生さんのケースもあります。ほんの少しで良いので、暮らしの中でそういう知識を持つことをおすすめいたします。
タイミング悪くガスが止まって、丸一日お風呂に入れなかったなんて悲惨です。 被害の割に原因復旧は簡単だった、ということが暮らしの中にはけっこうあります。
今後もこのブログではそういう豆知識をご紹介していこうと思います。
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