本当に怖いトイレの話

暮らしのアドバイス
トイレの怖いお話のはじまりはじまり

心霊現象など何かと怖いトイレの話は有りますが、賃貸物件も何かと訳アリ物件などと称して、少々オカルト的な話も有りますが。
今回はそんなものよりさらに怖いトイレの話です。

トイレの水が止まらない

トイレの水が止まらない、ええ良くあることです。怖い話ではありません。
対処方をお伝えいたします、ご存知の方も多いかと思いますが。

入居者様がお部屋のトイレを使って、水を流すのですが、レバーを引いて水が流れるものの、その後いつまでたっても止まらないというケースです。
通常はトイレを使って水を流すと、タンク内の水が無くなり、減った分給水されて、タンク内が満水となると自動的に止まります。

それがいつまでたっても水が止まらないのです。 便器にずっと水が流れ込んでいます、けっこうな勢いで流れ込んでいます、やばいなあ、どうしようって思いますよね。

トイレの水を止める方法

なぜ止まらなくなったのかの原因はとりあえず置いといて、この勢いある水を止めなければいけません、止める方法を知っていれば良いのですが、知らない方がけっこういます。

止め方は、タンク脇に必ずタンクへ給水する為の配管が付いています、配管はほぼ間違いなく壁から出ています、その配管の途中にマイナスドライバーのようなもので回せる部品が付いています、それを蛇口をひねるのと同じようにひねれば良いのです。

これを回せば止まります

マイナスドライバーがなければ硬貨でも良いです、硬くて回せない場合もありますが、そこは根性、頑張ってください。

原因はいろいろあります

水が止まれば原因をつきとめるだけですが、それはいろいろなパターンが有ります。

タンク内の止水弁がちょっとひっかかって止まらなくなったとか、チェーンが外れて止水場所に落ちて邪魔をしたとか、大体がたいした原因ではないのですが、弊社のような管理会社へお願いしちゃってください、または水道屋さんに依頼です。

これからが本当の怖い話

今日のお話はそこではなく、トイレを使って水が止まらなくなった事に気付かず、出かけてしまったという本当に怖いお話です(え?怖いでしょ、怖くないですか、がっかりですか?)。

急いでいたのですね、出かける間際、最後にトイレで用を足して、すっとんで出ていきました。まだ水が給水している間にです・・・。


もうおわかりですね、帰ってくるまで水は流れっぱなしです。


夜に帰宅して・・・真っ青です。


数日間留守だった・・・そのまま留守を続行したくなりますね(それは失踪です)。


トイレの給水が故障するタイミングは、もう運でしかありません。いつ何時いきなり故障するかわかりません。
一人暮らしをしている方は注意してください、誰も留守中にトイレの水が流れているのを止める事は出来ません。

善管注意義務違反!?

設備の故障による損害ですが、今回のような場合、かかる費用について大家さんや管理会社に請求する事ができません。また水道局に費用の減免もできません。
なぜなら入居者様しかわからないところでの事故であり、入居者様管理下でしか防げなかった内容だからです。法律的には「善良な管理者の注意義務(善管注意義務)」なんて言います。

出かける間際のトイレは必ず給水が止まるのを見届ける、これ必須です。忘れずに!

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